Decauville Type 1
3-ton 0-4-0T 
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塗装
塗装1黒色で塗るところとバッファービームの赤は、今回もオキツモのワンタッチスプレーを使いました。黒色のところに使ったものは、いつもの耐熱温度が500度のものではなく、550度のものを使いました。同じ半ツヤの黒でも、耐熱温度が500度のものと比べると表面が滑らかな感じです。バッファービームに塗った赤の方は、耐熱温度が200度。こちらはツヤ有りです。

塗装-2
塗装2上回りの塗装をしました。
今回は青です。赤系はよく見かけるので(結構へそ曲がり)。
『CALEDONIAN ROYAL BRUE』という色です。写真では、ちょっと濃い目の青色ですが、実際は少し黒が混じった感じで、かなり地味な色です。

塗装3今回、吹き付け用のコンプレッサーを新調しました。やはりタミヤの製品ですが、『スプレーワーク パワーコンプレッサー』というもので、今までのものよりパワーが強くなっています。
使用したペイントのメーカーのHPに、『2bar…』いう文字が書かれていたので、思い切って買え替えました。今までのコンプレッサーは、連続で0.7barぐらいだったでしょうか? ですので、全然パワー不足だったという訳です。なかなか綺麗に濡れなくて、塗装はあまり好きではありませんでしたが、そもそもエナメルの吹き付けには無理があったみたいです。

塗装4ボイラも同じ色です。それから、蒸気ドームとサンドドームも青です。このドーム、どちらも被せてあるだけなので、よく落とします。特に蒸気ドームは重いのでしょっちゅうです。幸い、これまで塗装に傷がついたり、上のパーツが曲がってしまうことはありませんでしたが、何か工夫をしなければいけません。

ライン入れ
ライン入れ-1今回は型紙を作ってラインを入れることにしました。
型紙は、塗装面への塗料の染み込み防止の為、裏側に厚紙を貼って少し浮かしました。塗装面には両面テープ(5mm角を数ヶ所)で貼り付けました。

ライン入れ-2頑張って型紙を作ったにもかかわらず、この情けなさ。
ラインがグニャグニャです。

ライン入れ-3で、気を取り直して再挑戦。
写真は、その道具。二本の烏口は同じですが、型紙は止めて普通の定規と、今度の秘密兵器が一番下にあるコンパス型の烏口、それと、修正用の細筆(タミヤ製で結構高い)です。

ライン入れ-4写真は、引き直したラインです。角の丸は、まあまあ上手く引けたかなと思います。でも、長い線は太さが一定せず、やはりグニャグニャなりました。たぶん、何度やり直しても同じだと思うので、太くはみ出たところは、その上に烏口で地色と同じ青でラインを引いて消しました。ちなみに、使った色はチタンゴールド(タミヤ)です。
初めのラインは、爪楊枝でこすると綺麗に剥がれました。

ライン入れ-5なんとか引き終わったライン。

Decauville Type 1完成
Decauville完成"Decauville"、やっと完成しました。
メーカーズ(ビルダーズ?)プレートに手間取り、年を越してしまいました。

プレートメーカーズプレートをどう作るかで結構考えました。いつものエッチングでは無理そうですし、手彫りはもっと無理。で、"2 Truck Shay"のときに使ったデカールを使って作ることを思いつきました。今度は、それをそのままボディーに貼るのではなく、プレートの形に切り抜いた黄銅板(厚み0.6mm)に貼りつけてからボディー側面に取り付けることにしました。出来たのが写真のプレート。
ネームプレートは、エッチングで作りました。ネットで見かけたマルーン色のDecauville (実機)には『BATHALA』というプレートが貼ってありましたが、色も違いますし、同じ名前にする必要もないので、何となくフランスっぽい感じで、『JULIETTA』にしました。
それから、なんとか引いたラインですが、剥れどめのクリアを筆塗りした際に溶けて滲んでしまいました。なので、一応少しだけ修正をしましたが、やっぱり難しいですね。イギリスにはラインだけを入れてくれる会社があるみたいですが…。

--仕様--

完成日; 2019/1
ゲージ; 32mm
スケール; 16mm=1ft
ボイラ; 直径40mm(厚み:胴1mm,鏡板1.5mm),長さ82mm  煙管; 直径15mm (肉厚:1mm) x1
燃料; ブタンガス
シリンダ; 2, スライドバルブ, ボア; 8mm x ストローク;12mm
弁装置; ワルシャート
給油器; 置換式
重さ; 約1.3kg
長さ; 151mm, 幅; 78mm, 高さ; 136mm
走行時間; 12,3分
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※ 設計図 : 細かな修正と、『ワルシャートバルブギア』を追加(2018/12/6) → ダウンロード


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