1 Truck Heisler
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2010/03/31 今度はハイスラを作ります。2トラックではなく1トラックの小さなものです。エンジンは『その他』で紹介したV型2気筒のオシレーチングエンジンを使います。 |
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動輪は一号機と同じもの(直径約34mm)を鋳造してもらいました。 今回は真鍮です。 スポークの間に丸棒をロウ付けしてから、治具を使って直径3mmの穴を開けました。ここにクランクピンを立てます。車軸の穴は直径4mmで、車軸穴中心とクランクピン穴中心の間隔は9.6mmです。今回、この距離はあまり問題ではなく、揃っていることのみが重要になります。 右上の円盤状のものはクランクです。このクランクでサイドロッドを介して全ての車輪に動力を伝える構造になります。 |
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2010/04/03 厚み1.6mmの鉄板からメインフレームとサイドロッドを切り出しました。 |
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2010/04/09 動輪とクランクを組みました。 クランクピンにLOCTITE638を塗ってから動輪に圧入しました。動輪も同様に、車軸を圧入してからLOCTITEが固まる前にクォータリングジグを使って位相を合わせました。 クランクはネジ留めです。 |
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動輪とクランクをフレームに取付けてみました。 机の上で転がしてみると、クォータリングジグを使ったにもかかわらず多少ギクシャクします。 |
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2010/04/10 メインフレームにエンジンを取付けました。 1.6mmの鉄板でコの字型のパーツを作り、フレームの間に挟み込んでからネジ留めしました。 引っかかりの調整をしてから空気入れで走行テストをしましたが、まあまの調子で走ってくれました。 |
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底から見たところです。シンプルな構造ですね。 |
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2010/04/12 モックアップと言うのでしょうか、amazonで本を買った時の段ボールを使って、木工用ボンドとマスキングテープで工作しました。(大体の感じがつかめればいいので適当です。) エンジン上部の空間が空いて間延びをしてしまうので、小さなサドルタンクを付けることにしました。 窓は丸形になるかもしれません。 |
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2010/04/29 運転室を作り始めました。 今回は鉄板(0.8mm)を使ってみましたが、直ぐに錆びが出て来ました。たぶん、窓枠をハンダ付けした時のフラックスの影響だと思います。早めに塗装をしないとダメですね。また、今回はリベットの打ち出しにも挑戦してみましたが、リベットの間隔が意外に難しかったです。写真は、やり直しをしたものです。 |
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2010/05/01 今日は運転室後ろの囲い(コールバンカー?)を作りました。 材料は今回も鉄板(0.8mm)です。 |
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2010/05/04 サドルタンクを作りました。 同心円ではなく、やや上面が平らな蒲鉾のような形です。 0.8mmの鉄板で蒲鉾状の板を二枚作り、それにリベットを打ち出した鉄板を被せました。下側をネジ留めしてからハンダ付けしました。 2mmのステンレス棒で手摺も付けました。ハンドレールナップは科学教材社で購入したもので、2mmに穴を広げて使いました。 |
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運転室入り口の手摺です。こちらも2mmのステンレス棒を使いました。 スケール(16mmを想定)的には直径2mmは太い感じですが、何とか許せる範囲だと思います。 |
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だんだん形になってきました。 |
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2010/05/07 ベルが出来たので、とりあえず、サドルタンクの上に取付けてみました。 ( 仕上げが雑ですね。後で綺麗にしましょう ^_^;) |
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2010/05/17 ガスタンクを作り直しました。 自作した注入口の調子が悪いので、既成のガスバーナーに付いていたものと交換しました。また、一体だったコントロールバルブをセパレートタイプとしました。 |
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こちらがガスコントロールバルブです。 ニードル弁は4mmφステンレス丸棒で、弁直径は1.4mmです。つまみは2mmφのステンレス丸棒をL時型に曲げてから、ニードル弁後端にロウ付け。 ユニオンナットとネジは全て6×0.75です。 なお、ニードル弁後方からの漏れ防止にPTFEヤーンを細くしたものを巻いておきました。(漏れが少し心配。) 床に固定する為のネジは本体回転防止の為、2本としました。 |
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給油器です。 本体は12.7mmの真鍮管で、細い銅管の方は3mmφです。 油量調節機能のない簡単なタイプのものにしましたが、逆に、パイプに開ける穴の直径をどのくらいにするかで悩みます。とりあえず今回は1mmにしておきました。 |
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こちらはマニホルドと加減弁です。 加減弁は簡単なニードル弁タイプのものですが、ハンドルは少し頑張って平岡氏の本を参考に作ってみました。フライス盤がないので、旋盤と丸ヤスリで作りました。 用意しておいた圧力計をセットしてみました。なかなか良い感じです。 |
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2010/05/22 ガスバーナーの実験です。 ボイラを作る前にバーナーの直径と長さ、それからスリットの数と間隔など、いろいろ試しています。ちなみに実験に使った煙管の直径は18mmです。 バーナーの直径が6mmとした場合、火力が弱く、しかも煙管の先からゆらゆらとした炎が出ます。8mmでは燃え方も良く、煙管の先からの炎の出も少ない(見えないだけかも)感じですが、燃やし始めに特に火力の調整具合によってはヒュウヒュウと言う笛のような大きな音がします。10mmでは煙管内側との間隔が狭く、バーナーから炎が出ているというよりも煙管内部全体で炎が渦を巻いている感じで、煙管の先からも勢い良く炎が出ます。 今の段階では、とりあえず8mmが良さそうですが、どうやって笛のような音を押さえるかが問題です。 |
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給油器の水抜き。 中にステンレス球が入っています。ステンレスのレバーを手前に回すとネジが緩みステンレス球が下がり水が出ます。ステンレス球を受けている座に溝が切ってあり、そこを伝わって水が出ます。 |
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逆転バルブの遠隔装置(大袈裟ですが..)です。 ボディをつけると操作が出来なくなってしまうので遠隔装置を作りました。角棒から出た二本の短い棒(中央の少し曲がった棒)でバルブレバーを挟み、手前のL字型に曲がったステンレスのつまみでスライドさせて切り替えます。 |
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2010/05/28 いよいよボイラの製作です。 胴の部分の板厚は1.0mmで、前後板の厚みは1.5mmです。 先ずは板の切り出し。これが結構大変で、気合いを入れないと切れません。ちなみに、これだけで1時間もかかりました。 |
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とりあえずパイプ状にしました。 今回は重ね合わせ式ではなく、平岡氏の本に出ていた、継ぎ目板を使った方法にしました。(煙管が入るので、継ぎ目板を外側に当てロウ付けしました。) ここまでの工作は、直径50.8mmのパイプを使うつもりで作って来たので、寸法をそれに合わせました。でも、ちょっと足りなくて50.4mmでしたが、でも、上出来です。 |
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やっと完成しました。全長は120mmです。 ブッシュは左奥から安全弁、給水口、そして手前がマニホルド用です。後板にも水面計用にも使えるようにと、ひとつブッシュを付けておきました。 |
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2010/06/11 今回も自己流のオイルトラップです。本体は18mmφの銅管を薄くつぶして作りました。効果は不明。 |
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煙室と煙突を作りました。 水圧試験もそこそこに(^_^;)火を入れてみましたが、 圧力の上がり方が今ひとつです。 これまでバーナーを10本程作って試してみましたが、なかなか難問です。 そもそも18mmφの 煙管では細かったのかもしれません。バーナーの直径も現在は10mmにしていますが、これが最適かどうかも分かりません。 |
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煙室の扉にナンバープレートを付けました。 ボイラの両側にあるのは空気溜のつもりです。(ここにオイルトラップから出た油と水が溜まる予定) |
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ボディを被せてみました。 |
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2010/06/19 もうすぐ完成です。あとは小物や飾りを少々。 で、先ずはヘッドライト。 ケースは銅板(ボイラを作った時の残り)で、枠の方は真鍮板です。共に巻いて作りました。台形の台座も真鍮板の切れ端をロウ付けで寄せて作りました。お陰で、今回は軽く出来ました。 ブラケットは真鍮板を糸鋸で切り抜いてから曲げました。 |
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端梁とフットボードです。 今回の端梁はチーク材(5mm厚二枚張り合わせ)です。艶消しの透明ウレタンを塗りましたが、ちょっと不自然です。そのうち紙ヤスリで削って剥がそうかと思っています。フットボードは1mm厚の真鍮板です。 ドローヘッドは、これもボイラを作った時の余りの銅板です。やはり、ロウ付けで寄せて作りました。 端梁のネジが一本足りません。ヘッドライトの固定に使ってしまいました ^_^; |
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運転室壁のナンバープレートです。 適当な大きさに切った0.6mmの真鍮板二枚を瞬間接着剤で張り合わせてから糸鋸で切り抜きました。フリーハンドなので歪んでます。運転室にはハンダ付けです。 |
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5本のネジで留めていた屋根をヒンジ式にしました。 これまでボディを外して行っていたガスやオイル注入など、運転室内へのアクセスが楽になりました。 |
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2010/06/20 動画を撮りました。 結構調子良く走ってくれました。 |
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One track Heisler テスト走行後の記念撮影です。 バーナーの炎で煙室の蓋が黒く変色しています。今にもヒンジのロウ付けが融け出しそうです。錆も所々に出て来ています。早く塗装をした方が良さそうですね。 |
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2010/06/26 色を塗りました。 |
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蒸気ドームは作り直すかもしれないので、色は塗りませんでした。でも、 これで一応の完成にしようと思います。 |
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2010/11/28 ”その他”で作ったフラットワゴンを引かせて動画を撮りました。 家にあった重さ1.6kgの小さな石(いわゆる漬物石?)を乗せてみましたが、楽々走りました。(牽引させると面白いですね。もっと、たくさん引かせたくなります。) ところで、排気管に『Chuff』というものを取り付けたのですが、そのChuffに溜まった潤滑油が燃えるのでしょうか、時々「パチッ」という音がします。煙突からも白い蒸気に混じって青い煙が出ます。 |
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2012/4/24 水面計を作りました。 後付けなので本体を一体にしました。『コ』の字型に切り抜いた5mm厚の真鍮板を背面にロウ付けしました。ガラス管の外径は5mmです。上から出た銅管(外径3mm)は、マニホルドに付けられた予備の蒸気取り出し口にユニオンナットで留めます。下側は、外径5mmの銅管に内径6mm幅約5mmのパイプ(真鍮)がロウ付けされていて、ボイラ下部の予備ブッシュに6mmのプラグで締め付けて留めます。 |
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ボイラに取り付けたところです。ちょっとガラス管が短かかったですね。Oリングはホームセンターで買って来た普通のOリング(太さ1.9mmぐらい)を鋏で細く切って使いましたが、特に水漏れはないみたいです。 -- 同じマニホルドからとっている加減弁を開けると水面が上がってしまいます。まあ、飾りと思えばいいのでしょうけど ^_^; |
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2013/12/1 新しい水面計 このHPにメールを送って頂いた方から水面計のお話が出て、それで、ずっと気になっていた、この1t_Heislerの水面計を作り直すことにしました。で、結果はダメでした。少しは良くなったものの、レギュレーターと同じマニホルドから上部配管をとっているので、もろにその影響を受けてしまっているようです。レギュレーターの開け閉めに合わせて水面が上下します。それと、やはり外径5mm内径3.3mmというガラス管の細さに一番の問題がありそうです。 |
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水面計は上手くいきませんでしたが、せっかくなので久しぶりに走らせて遊びました。(元々付いていた圧力計をHunslet Closed Cabのひとつに回してしまったので、大きめの圧力計に変更しています。) ところで、安全弁も吹かない内から走り出そうとします。レギュレーターの閉まりが悪いようです。でも、相変わらずこの機関車、よく走ります。あちこち塗装が剥がれてきていますが、雑に扱っても丈夫ですし、走らせて遊ぶには良い機関車です。早く牽引車両を作ってあげなくては。 |
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2015/12/2 ガスタンクの作り替え この機関車、全然神経質なところがなく、雑に扱っても気にならないこともあって、一番よく走れせて遊んでいます。そのせいか、最近ガスタンクが写真の様に膨らんできてしまいました。さすがに、ここまで来ると怖くなって来たので、ガスタンクを作り替えることにしました。 |
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新しいガスタンクは、以前煙管用に買った手持ちの銅パイプ(直径18mm)があったので、それを使って作りました。写真は、新しいガスタンクを設置したところです。何か、落ち着くところに落ち着いたといった感じです。それと、やはりパイプの方が安心感がありますね。ガスコントロールバルブの方は、これまでの物を改造して使いました。 |
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完成日; 2010/6/26 ゲージ; 45mm スケール; 特になし ボイラ; Single flue, 容量 130ml (70%) 燃料; ブタン シリンダ; 2, double-acting oscillators (V Shape) 給油器; Displacement 重さ; 2.4kg 長さ; 255mm, 幅; 105mm, 高さ; 173mm 航続距離; 約980m |
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