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(Freelance)

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2009/6/29
エナメルとシンナーReeves2000からエナメルとシンナーが届きました。26日の夜にネットで注文してから3日です。今回は届くのが速かったですね。とてもイギリスからとは思えません。
で、エナメル。薄い緑と濃い緑、それからバッファ用の赤。それと黒です。
濃い緑の方が予想よりちょっと濃過ぎる感じです。

ホイッスルエナメルと一緒に、折角なので、こんなものも注文してしまいました。ホイッスルと、そのバルブです。
ホイッスルはバフ仕上げをしてあるような感じで、とても綺麗です。でも、台枠の中に収めるには少し長過ぎます。
で、バルブの方。これも綺麗な作りで使うのが勿体ないぐらいです。こちらは相当改造しないと取り付けられそうも無い感じです。


2009/6/30
燃料タンクの改作2また、燃料タンクを改造しました。
後ろから刺したピンが少し右に寄っていたので、その為、タンクが左に傾いていました。なので、真ん中に専用の支えを作り、その穴に連結器のネジ先が刺さるようにしました。
また、居場所の無くなった蓋は端に移すことにしましたが、結果的に、これで蓋も開け易くなりました。


2009/7/2
ホイッスル取付けまだまだ工作は続く。
ということで、例のホイッスル。20ミリほど切って、どうにか台枠の中に収めました。でも、配管が大変で、現状のままではどう頑張っても無理。結局、車輪を全て外すことにしました。ということは、エンジンのバルブギアも全て外すということで、ちょっと、勿体ない感じでしたがバラバラにしました。
色を塗るときには、また、バラバラにしなければいけないので、このままにしておくことにしました。

ホイッスルバルブこちらがホイッスルバルブ。
結局、改造するには勿体ないので自作しました。Reeves2000のバルブの真似ですが、蒸気の取り入れ口と取り出し口だけの簡単なものにしました。中はほとんど同じです。ただ弁座を上手く切ることが出来ないので、弁座側とスプリングと球弁の入る側の二本のパイプを弁座のところで張り合わせるような感じでロウ付けしました。うっすらとロウ目が見えてますね。
ところで、弁座にシリコンゴムのチューブを輪切りにしたものをはめてみました。これが良い感じで弁座からの漏れはまったくありません。
ちなみに、ホイッスルを台枠の右側に入れたので、バルブも右側に取付けました。圧力計は左側に移動しました。
尚、ホイッスルバルブのレバーが斜めを向いているのは、加減弁を操作した時に指が当たらない様に避けた為です。


2009/7/3
分解 バラバラにして、並べてみました。
色を塗る為にバラしましたが、この後、私の頭の中の設計図だけで組み立てられるのでしょうか? ^_^;
でも、また楽しめそうですね。丁度、キットを組む感じです。
ちなみに、ネジの数が自作のネジを除いて180本ほどありました。


2009/7/7
ペイント いよいよペイントです。 先ずは車輪と小物を艶有りの黒で筆塗りです。車輪が結構大変。やっぱり、車軸にはめる前に塗っておくべきでしたね。
ステップはまだ色が薄いですが、フレームに取付けてからもう一度塗ることにします。

圧力計圧力計のガラスを割ってしまいました。
ガラスだったんですね。しかも、0.7ミリの。てっきり、アクリルだと思ってました。仕方が無いので、その辺にあったアクリルだか何だか分かりませんが、透明のプラスチックスがあったので、それを丸く糸鋸で切り出して同じ様なものを作りました。ただ、ちょっと厚みがあったのでヤスリで削ってから、その後バフをかけて、何とかそれらしいものを作りました。
そういえば、「WARNING 〜 great care」と書いてありました。


2009/7/9
赤色今度は赤です。バッファと端バリに塗りました。
赤色に塗ったら、バッファが随分と可愛らしくなってしまいました ^_^

黒艶消しこちらは内側になる部分です。耐熱塗料の艶消しの黒で塗りました。
耐熱塗料はいつまでもベタベタした感じなので、一週間ぐらいこのままにしておくつもりです。


2009/7/13
艶有り黒まだ、艶消しの黒(耐熱)がベタベタしてましたが、待ちきれずに艶有りの黒を塗ってしまいました。

緑_1ボイラと運転室前後の板です。緑に黒を混ぜて塗りました。
ちょっと暗すぎたかなという感じです。

緑_2こちらは運転室と給水タンクですが、何度吹き付けてもラザラした感じになってしまいます。それに、ホコリも気になりますし、 平で広い面は難しいです。


2009/7/17
艶有り黒ピストンバルブのシリンダーの穴開けから始めて、今日で丁度5ヶ月。
で、いよいよ最後の色塗り。
何度か塗り直して、やっと色塗りも終わりました。
それと、今回烏口でライン入れにも挑戦してみました。これはもうダメ元の一発勝負でした。多少の不揃いは手作りの味として下さい ^_^;
後は、名板をエッチングで作るだけですね。

緑_1運転室の各種バルブと圧力計。それに、その配管。
このゴチャゴチャがいい感じです。


2009/8/8
numberplateもう、やることもないので、アルタイルに番号を付けました。2作目なので『2』です。
0.8ミリの真鍮板を糸鋸で『2』の形に切り抜き、裏に0.6ミリの丸線をロウ付けしてから、穴を開けた本体に差し込み接着しました。


2009/9/3
剥げた塗装 気候も涼しくなってきたので、アルタイルが完成して初の蒸気による走行テストをしました。
とりあえず調子良く走ってくれましたが、 走行後、煙突に付いた汚れを拭き取るとペロリと塗装が剥げてしまいました ^_^;


2009/9/5
試験走行_2 先日、調子良く走ってくれたので、気を良くして今日も走らせてみました。
前回は空焚き気味だったので今回はアルコールを45mlとし、前回より5ml少なくしました。水も10mlほど増やし110mlを入れました。2分もしないうちに安全弁からうっすらと湯気が立ち始めたので、通風器を外し、今度は機関車の通風弁を開け、さらに圧力を上げます。2気圧程になった頃を見計らって加減弁を開けると飛び出すように走り出しました。遠心力での脱線を心配するほどのスピードです。今回は夜間走行なので写真を撮るのが難しいです ^_^;
何周回ったか、数え忘れましたが少しずつスピードが落ちて来たので止めてみると、まだバーナに火が点いていたので吹き消しました。ボイラの水が先に無くなったようです。でも、燃料タンクもほとんど空でしたので、今回ぐらいの量で丁度良い感じではないかと思います。それにしても、早く道床を作らなければいけませんね。その内、ベランダが油まみれになってしまいそうです。


2009/9/12
安全弁テスト設定圧力になる前に安全弁から蒸気が漏れるので、弁座を作り直しました。
今回の機関車に採用した安全弁はポップ式というタイプで、直径3.2mmの弁座の周りは直径4.2mm、高さ1.2mmの壁になっています。そこに5/32インチのステンレス球が弁として乗っています。
で、今までの弁座を削り取り、新たに外径4.2mm、内径3.2mmの真鍮のパイプを底の方から差し込みハンダ付けしました。仕上げに、出来上がった弁座に別の5/32インチステンレス球を乗せ、少し大きめの金槌でコツン軽く叩いておきました。今までは、この最後のひと叩きに一回り小さな金槌を使っていたのですが、逆に力加減が難しく、それが上手く出来なかった原因のように思います。まだ完璧ではありませんが、とりあえず、これで良しとしました。 ところで、今回始めて動画に挑戦してみました ^_^;


2009/9/13
090913_1朝から天気も良いので安全弁のテストを兼ねて走らせました。ところが、どこが悪いのか調子良く走ってくれません。蒸気も普通に上がり通風弁から加減弁に切り替えると半周ほどは勢い良く走ってくれるのですが、直ぐに失速してしまいます。 たぶん、ピストンに巻いたグラファイトヤーンが減ってきたんじゃないかと思うのですが、それとも、過熱管に穴が開いたか!?


2009/9/14
090914_1過熱管に穴が開いているかを調べる為に分解しましたが、結局、穴らしき物は見つかりませんでした。なので、とりあえず分解したついでに、接続部分をすべて外してバスコークを塗り直し、煙室も、さらにベタベタとバスコークを塗って密閉しときました。また、ピストンの方は問題のない感じで動作していたので、そのままです。ただ、ホイッスルバルブの継ぎ目から蒸気が漏れた跡があったので、こちらは継ぎ目にノコを入れてからハンダを流しました。 これで直ったかどうか分かりませんが、とりあえず、バスコークが乾いてからのお楽しみです。


2009/9/20
090919_qt1調子良く走ることを願って、分解後、初の走行テスト。
やっぱりダメでした。走り出しは勢いがあるのですが、一周もすると目に見えてスピードダウンしてしまいます。 でも前回の、一周走って止まってしまったことを考えると少しは良くなっていますが...


2009/9/26
090926_1結局、どこが悪いのか分からず。とりあえず、バルブギヤが少し狂っていたようなので調整しました。先ずは動輪を浮かしてのテストです。加減弁を半分も開けるとエンジンが壊れてしまいそうな勢いで回ります。この間も圧力計の針は下がらず2気圧強を指しています。汽笛を鳴らしても、それ程圧力が下がりません。時々安全弁も吹きます。
なかなか良い感じなので、次にレールでテストをしたのですが、今度は勢いが良すぎて脱線。横倒しになってしてしまいました。シリンダカバー(横スジ)とサイドタンクの角が削れました。初事故です ^_^;


2009/10/4
091004その後も調子良く走ったり走らなかったりです。でも、1号機のブラックジャックの時にも書きましたが、結局、火が良く燃えるか燃えないかなんですね。通風器弁や加減弁の開け閉めの具合とタイミングなど、ちょっとしたことで変わって来るような気がします。
今回もムービーです。代わり映えもしませんが、今回は少し頑張って編集とかしてみました ^_^;


--仕様--

完成日; 2009/10
ゲージ; 45mm
スケール; 特になし (10mmぐらい)
ボイラ; 煙管式, φ8mm×7
燃料; アルコール
シリンダ; 2, double-acting piston-valve
給油器; Displacement
重さ; 2.4kg
長さ; 300mm, 幅; 90mm, 高さ; 145mm
航続距離; 約550m


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