"Hunslet Closed cab" 3
0-4-0 Quarry Hunslet |
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2013/10/14 煙室と煙突 煙室はサドルタンクや火室と同じ作り方です。煙室前板の厚みは1mm、オオイと扉は0.6mmの真鍮板を使いました。煙突は、キャップとサドルを作ってから10mmのパイプにはめ込みました。 |
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煙突サドル 煙突は煙室の裏側からM2のネジで固定しています。煙突サドルのネジ穴開けは油断をすると貫通します(写真左)。余裕がありません。ネジは首下2mmを使いました。 |
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煙室の裏側ですが、塞いでません。アルコール焚きでは、こうはいきません。 |
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ほとんど完成 後は、ガスタンクとバーナー、それから窓枠と手すりと…。まだ、ありますね ^_^; |
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2013/10/17 ステップ 足をかける所をロウ付けで作り(真鍮板0.6tを使ってます)、それをL字に曲げた真鍮板(厚み1mm)にハンダ付けしました。このような小さなパーツでも、本体に取り付けると意外に直角や平行の狂いが気になります。実は、何度かハンダを剥がして修正してます。 |
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2013/10/19 水面計(ダミー) "WILD ROSE"の時と同じく串刺しの要領で作りました。全長は大体38mm。太さは、太いところで直径4mm(縁は5mm)細いところが2mmです。これに0.8mm真鍮線のコックが付きます。すべてロウ付けで組み立てます。ネジはM2。 左側に取り付ける水面計の上側のネジは、レギュレーターのユニオンナットと干渉するので、火室の板厚分(0.6mm)を残して切り取ってしまいます。 |
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2013/10/20 窓枠 20mmの真鍮丸棒から作りました。ハンダで張り付ける方法ではなく、はめ込み式です。塗装後接着します。 |
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手すり 手すり棒には直径1.4mmのステンレス線を使いました。キャブサイドの窓枠に貼った板は0.6mmx幅2mm。この板の端に開けた穴に通して床の穴に刺します。床側には”受”けを作りました。ステンレス線は上から刺してあるだけなので、これも塗装後に接着する予定です。 |
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サドルタンクの給水口と、手すりの棒も作りました。手すりの棒は2種類。煙突の前をぐるっと回っているタイプと、真っ直ぐなタイプです。手すりの棒が煙突の前を回っている方には、とりあえずバッファを取り付けてみました。以前、IPエンジニアリングからサンプル用に購入したものです。 |
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2013/10/23 シリンダの上の床にあるエンジンカバー(?)です。床にハンダ付けするので、ロウ付けで組み立ました。写真中央下は飾りのボルトです。3mmの真鍮丸棒から作りました。平径は約2.2mmくらい。 |
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2013/10/26 板バネの原型 2台分(8個)を作るのは大変なので、原型を作って鋳造してもらうことにしました。板バネ部は0.5mmの真鍮板8枚重ね。両側の支えは1mmの真鍮板をヤットコで曲げて作りました。下の三又は、鋳造の際地金の流れる通路になります。 |
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2013/10/27 ピン&リンク式連結器 これも鋳造してもらうことにしました。原型なので真鍮板と鉄板の切れ端を使って作りました。ネジの切ってある真鍮の棒が湯道(地金の流れる通路)です。 |
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鎖とフック ピン&リンク式連結器を作ったので、ついでに作りました。ネットで見かけた"IRISH MAIL"という名のハンスレットに付けられていました。鎖は0.85mm、フックは1mmの真鍮線を使いました。 |
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2013/10/29 ランプホルダー ガス関係の工作が終われば動かせる(レールが無いのでエンジンを回すだけ)のですが、まだ、ガスタンクの設置場所とかを考えています。なので、こんなものを作って時間を稼いでいます。拡大率が違っていますが、フロント用もリヤ用も大体同じ大きさです。幅3mmの真鍮板をクランク状に折り曲げただけです。フロント用は0.8mm銅線でカシメて固定。リヤの方は塗装の事を考えて、ネジ留めにして外せるようにしました。 |
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ついでなので、ランプも作りました。 本体の大きさは約12mmx10mm。これに取っ手とか円筒形のパーツとかを適当に組み合わせて作りました。とりあえずひとつだけ。 |
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現在、連結器と板バネを鋳造に出しています。 |
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2013/10/31 せっかくなので、円筒形のランプも作りました。 作り方は角型とほとんど同じですが、こちらの方が本体部分をすべて旋盤で削り出せるので簡単です。大きさも大体同じ。レンズだけが少し大きいです。 こんなものを作ってないで、早くガスタンクでも作ればいいんですけどね。でも、こういものを作るのも結構楽しいです ^_^ |
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2013/11/2 ガス注入バルブ。サバゲ用です ^_^; ガス焚きのライブスチームで使うガス注入バルブですが、日本では売ってないんですよね。海外のショップでは見かけるのですが。でも、やっと見つけました。amazonにありました。写真の袋に印刷されている様にライフル・ハンドガン用ですが使えそうです。ちなみに、ネジのサイズはM5x0.8っぽいです。並目ですね。 |
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ガスタンクの設置場所ですが、結局、前回の"WILD ROSE"と同じ床下にしました。ガスコントロールバルブも同じところです。で、とりあえずガス注入バルブのホルダーを作りました。 |
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2013/11/3 ガスタンクのロウ付け 直径22mmの銅パイプを使いました。長さは大体44mm。ステイは4mm銅パイプです。今回もフランジは付けてません。ガスコントロールバルブを別に設置するので、ブッシュ用の穴はひとつです。ちょっと、ロウが多過ぎましたね。 |
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ガスコントロールバルブ スピンドルはステンレスのM3ネジと3φの真鍮丸棒をロウ付けして作りました。左のロックナットで床に取り付けます。 |
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ガス注入バルブホルダーの設置 ガス注入バルブの直径が大きいので、床の上からガスタンクにねじ込めなくなってしまいました。なので、床に四角い大きめの穴を開けて1mm板を挟んでねじ込むことにしました。設置場所はキャブ左側。(右側では窮屈なので) |
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ガス注入バルブを左側に設置した事で配管は楽になったものの、それでもいろいろとギリギリです。写真は、水面計(ダミー)とガス注入バルブです。水面計を少し削ったのですが殆ど隙間がありません。後に持って行こうにも下の写真の様な状態なので、これが限界です。 |
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既にスペーサーはネジ穴ギリギリまで削ってあります。 ガスタンクはステイの穴に3mmのズンギリボルトを通して、フレームの両側からナットで締め付けて固定しました。 |
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2013/11/4 Poker Style Burner 今回のバーナーは設計書通りです。前回"WILD ROSE"の時に「設計図に忠実に作りました」と書きましたが、訂正。今回が本当に忠実。スリットより先が長くなっています。一度火を点けましたが、やはり前方よりのスリットが良く燃えているようです。 |
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配管完了 ライフル・ハンドガン用の注入バルブも特に問題はないようです。たぶん、大丈夫でしょう。一応、これでバーナーも使えるようになったので、圧力計も付けました。 |
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2013/11/9 板バネと連結器が、鋳造から上がってきました。 初めて”ベリ銅”という金属で鋳造してもらいましたが、結構しっかりしています。鋳造上がりは、黄色っぽくて僅かにピンクがかった銀色をしています。ヤスリで削った感じは真鍮に近いです。 |
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鋳造から上がって来た板バネをフレームに取り付けました。 フレームへの取り付けは、板バネにM2のネジを切り、フレームの外側からネジ留めしました。この板バネをひとつひとつ作っていたら大変でしたね。鋳造にして正解でした。 板バネがピンク色になっているのは銀ロウで、”す”を埋めた為です。いい加減に作った原型だったので、地金の流れが悪かったようです。 |
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2013/11/10 安全弁の延長パイプです。 安全弁が吹いたらキャブ内が湯気だらけになってしまいそうなので、写真の様な延長パイプを作りました。ちょっと不格好ですが…。 |
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チャフパイプ ガス焚きで、しかもエンジンもDバルブということで、せっかくなのでチャフパイプを付けました。 以前紹介した"STEAM TRAINS....In YOUR GARDEN"という本に出ていたので、それを参考にしました。 "Summerlands Chuffer"とは切り込みが逆ですね。 |
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一応2台完成(生地)しました。 |
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2013/12/3 とりあえず一台だけですが、当初の予定通り( 13/8/24と13/9/11の記事参照)、蒸気管を煙管の中に通すように変更しました。ローラー台のテストで煙突から初めに出るお湯が減ったような気がします。 それにしてもゴチャゴチャですね〜。運転手を乗せる場所もなくなってしまいました。配管もゴチャゴチャですが、このぐらい(工作の進み具合で)になると組み立ての順番を間違えると後の組み立てが出来なくなってしまいます。ネジを締めたり外したりの繰り返しです。 |
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2013/12/7 どうしても運転手を乗せたくて、また配管を変更しました。先ず、ガス注入バルブを右側に移動しました。また、後方へ張り出していた蒸気管も、できるだけ火室よりに寄せました。これで、キャブ左側に随分余裕ができました。その代わり、ガス注入バルブとガスコントロールバルブが接近し過ぎて配管が窮屈になってしまいました。蒸気管のバーナーホルダーへの差し込み位置も下側に変更してます。 |
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なんとか運転手(いつもの木彫りの船長です)を乗せることに成功しました。足下の配管がギリギリです。 それからキャブ前面の丸窓ですが、本物の写真を見るともう少し大きそうなので、直径20mm(外径)から23mmにしました。でも、ちょっと大き過ぎたような? それに、少し真ん中に寄り過ぎました。 |
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2013/12/23 32mmゲージのエンドレストラックを作ったので、早速走らせてみました。なかなか調子がいいです。蒸気管を煙管の中に入れたせいか、午前中に走らせた"WILD ROSE" より走り出しがスムーズです。トラックは、半径550mm、直線部分は片側1000mmです。カーブのRが小さいので、スピードを落とさないと脱線してしまいます。かなりレギュレーターを絞っています。スライドドアは外しています。あと、今回使ったガス注入バルブですが、ガス注入時の漏れが多いです。"WILD ROSE" に使った注入バルブと同じで、注入ノズルの周りにOリングとか何か詰めた方が良さそうです。 |
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2014/1/2 "Closed cab" の、もう一台の方を走らせました。 で、今回はドラフト音を録ろうとスピードを落として(走り始めの2、3周は蒸気が溜まっているのでスピードが出ています)走らせてみました。意外に勾配がきついので、頂上手前で止まりそうになりますが、この時、ドラフト音が大きくなります。客車を引かせるなどして負荷をかければ、もう少しスピードを上げてもドラフト音が聞こえそうです。ちなみに、レギュレーターは、M3x0.5の送りで、これを1/4回転ほど開けています。 |
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